けだまのブログ

けだまのブログへようこそ。 運営者の、けだまと申します。 鳥取の大学4年生。 よかったらゆっくりしていってね。 みんなが自分の人生やキャリアについて真剣に考えられるきっかけを与えられる人になりたい。思考の歴史カテゴリ参照。鳥取の就職問題についても関心があります。今年はその問題に対して何とか働きかける。これまでに50人弱の社会人の方へインタビューをし、記事を執筆してきました。得意分野です。 そういう関連のお仕事も募集中です。 お問い合わせやこれまでの実績は、お問い合わせカテゴリからどうぞ。

【学生記者記事】地方でデザインの仕事をするということ。鳥取だからできること、鳥取だからしたいこと。

※この記事は鳥取学生記者の企画で作成したインタビュー記事です。内容は企画サイト上に掲載されているものと同じものです。

 

 

鳥取県鳥取市 株式会社エムアンドエムドットコー

地方でデザインの仕事をするということ。
鳥取だからできること、鳥取だからしたいこと。

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目次

 

登場人物

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今回の案内人 児玉さん

 

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鳥取就職を迷っている 對馬くん

 

 

児玉「ここがデザイン会社のm&m.coさんか~!なんかおしゃれな建物だねえ!」

對馬「ほんとだ。鳥取っぽくない!」

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児玉「今日は社長さん直々対応してくれるみたいだよ。さっそくお邪魔してみよう。」

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m&m.co代表取締役 本山博之さん

児玉・對馬「こんにちは!今日はよろしくお願いします!」

本山「よろしくお願いします!どうぞどうぞ!」

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児玉「今日は社長さん直々にお会いしてくださりありがとうございます。さっそくなんですが、m&mさんってどういった会社さんなんでしょうか?」

本山「うちはいわゆる広告代理店です。業者さんから依頼されて広告を作ったり、映像を作ったりしています。」

児玉「本山さんはもともとデザインの勉強などをされていて、m&mを立ち上げたのでしょうか?」

本山「専門学校なんかは出ていないですよ。」

児玉「えっ!デザインって専門的に学ばないとできないものかと思っていました!」

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本山「全然!うちの社員も全員、普通の学校出身ですよ。

児玉「そうなんですか?!」

本山「うん。学生だった当時、僕たちの世代でトレンドだった、村上龍の『69』という本があって。村上龍の学生時代のお話が描かれた本なんだけど、『69』では情報発信やイベントをするとかそういうのがすごくカッコよく描かれていて。僕自身も、それのまねごとをして映画を作ったりしていたのがきっかけかなあ。すごく楽しかったっていう記憶があるよね。」

對馬「その経験が今のお仕事に繋がっているのですね!」

本山「そうですね。大学卒業後は地元鳥取の新聞社で働いていたのですが、知り合いつてに映像制作の依頼をちょくちょく受けていたら、一人なら食べていけるくらい依頼が増えてきて(笑)そのタイミングで独立しました。だから、デザインの仕事をするつもりはなかったんだけど、結果的に仕事になっとったって感じかなあ。」

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小さな規模だから、感じられる喜び

児玉「現在12年目というm&mさんですが、うちの会社のこんなところがいいよ!っていうところはありますか?」

本山「そのあたりは実際に社員に聞いてみないとわかんないよね(笑)。おーい!」

宇多川「はーい。こんにちは!」

児玉・對馬「こんにちは!」

宇多川「鳥取大学の地域学部OBの宇多川浩司です。」

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本山「うちの会社のいいところはどこですか?って聞かれて(笑)」

宇多川「なるほど(笑)そうですね~。僕は以前大阪のイベント会社に勤めていたことがあったんですが、都会の大企業って、本当に分業分業なんですよ。細かいところだと、イベントの道路申請をするだけの会社があったり!

對馬「そんな細かく?!」

宇多川「そうなんです。逆にこっちでは、お客さんと話をするところから、リリースまで一貫して舵取りをしているんですよ。実際に自分で手を動かしながら最後までやれるっていうのはうちの強みだと思います。

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児玉「少数精鋭の会社さんだからこそできることですよね。」

宇多川「パソコンに向かい合って作業をしているだけじゃ見えないものってあるんですね。机上の空論にならないで、現場感をもって落とし込めるっているのはいいなって。」

對馬「宇多川さん的にはどちらの働き方が好きですか?」

宇多川「そうですねー、大阪や都市部の会社では、リリースまでに何社か噛まなきゃいけないんですよ。僕は一番最下層の会社だったので、そこに至るまでに伝言ゲームのようになって、お客さんの本当にやりたいことが見えてこなかったり、どうしても作業感がにじみ出てしまうことが多いのかなあって。反対にここではクライアントの方から直接聞きだして自らの手で最後までできるので、僕は今の働き方がいいなあって。

児玉「確かに、お客さんとの距離が近くて、生の声を聴けるっていうのはいいなあって思います。」

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鳥取でデザインの仕事をするということ

對馬「そういえば、ずっと気になっていたんですけど、デザインのお仕事って、どうしても都会のイメージが強いのですが、鳥取でデザインのお仕事をするのって実際どうなんでしょうか?」

本山「そうだね。やっぱり鳥取に比べたら東京は次元が違うよね。東京に居ったら、着る服も変わってくるし、東京の人たちってみんなこぎれいだよね。」

児玉「確かに、東京の人たちってみんなかわいいしかっこいいですよね…!」

本山「鳥取とかローカルなところは、デザインの価値や意識がどうしても低いんだよね。低いから東京のようなそういう文化が育たないんです。やっぱりこういう仕事をしている身として、文化を育てていきたいっていう意識はあるよね。

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児玉「文化…。」

本山「デザインって7割の人はどうでもいい。なんとも思わないんですよ。残りの3割の人たちがいいデザインだなって思うわけだけど、僕たちがやるのは、そこの割合を増やしていくこと。そこが増えていけば、クリエイティブなものを見る価値ってどんどんあがっていくよね。

 

鳥取でもデザインへの意識を創っていきたい

本山「鳥取でね、インターンシップフェスティバルがこの前あって。うちもブースを出していたんだけど、多くの学生さんたちが来てくれたんだよね。」

児玉「あ!私も行きました!m&mさん、すごく目立ってましたよね!目を引く黄色の壁におっきなモニターがあって。」

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本山「そうそう。でも、はっきり言ってとくに大したことはしてないんだよ。こんな風にいったらあんまりよくないかもだけど、鳥取のデザインの全体のレベルが低いってことでもあると思う。もっと全体のレベルを競い合っていけたら、学生さんもいろんなところに興味を持つことができると思う。」

對馬「確かに、東京で行われているような大きな説明会にいったら、やっぱり鳥取とはかなりの違いがあるよね。どこも目を引く工夫がされているし。」

児玉「でも、鳥取にいたらそれが当たり前に感じてしまうなあ。」

本山「ですよね。僕は、そうさせたくない。そうさせたらどんどんレベルが落ちていっちゃうので。デザインにはこういう価値があるんだよっていうのを私たち広告代理店が伝え続けないと。

児玉「鳥取にずっといたらわからないけれど、鳥取のレベルの説明会に行った後に東京にいったら、正直、やっぱ東京いいなってなっちゃいますよね。」

本山「うん。そういう観点からも鳥取のデザインへの意識をちょっと上げていきたい。鳥取で道を歩いていて、「あ!これいいな!」って思うことってあんまりないと思うんですよね。それがどんどん増えていけばいいなあとは思う。文化を作るというと大げさだけど、そういうところに価値を見出してもらうことが大事なのかなって。

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對馬「本山さんのお話を聞いていたら、デザインってその土地の魅力をあげる立派なひとつの手段なんだなってわかってきた気がする。」

児玉「そうだね。鳥取でデザインのお仕事をする意味って、思った以上に大きな価値のあることなのかもしれない…。東京ではできない、鳥取だからこそのやりがいや価値もあるんだね。」

児玉・對馬「本山社長、宇多川さん、今日は本当にありがとうございました!」

 

編集後記

きらびやかなイメージのある、デザイン業界。私たちの周りでも、広告やデザイン業界へ憧れを感じる人も多いです。しかし、そのほとんどは東京での仕事。地方、ましては鳥取でわざわざデザインの仕事をしようと思う人はなかなかいないと思います。

しかし、だからこそ、鳥取でデザインの仕事に携わる意味や価値があるのだということを本山さんや宇多川さんから気づかせてもらいました。

日常にあふれているデザインだからこそ、その与える力は思った以上に大きく、街の魅力の一つにもなりうるものです。

東京のきれいな街できらきらと働くことも魅力的ですが、地方や鳥取で街を変える手段として、お客さんの顔を見て自らの手で創ってゆく。そんな働き方もまた魅力的なのだと思うことができました。

ぜひ、デザインに興味のある方はm&mさんを訪れてみてほしいと思います。

文章:児玉

 

 

m&m.coさんのほかにも以下企業さんに

取材に行き、記事を書いています。

ぜひ読んでみてください♪

 

USKAYAKさん

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株式会社Axisさん

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とうふちくわの里 ちむらさん

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